よくあるお困りごと
問い合わせが届いていても、どの集客が役に立ったか分からなければ、広告やページを改善する判断が難しくなります。一方で、計測ツールに数字が出ていても、何を数えた数字なのかが曖昧では比較できません。知りたい成果と、今記録している動きを分けて整理するところから始めます。
- どの広告やページが問い合わせにつながったか知りたい
- 届いた問い合わせと、計測ツールの件数が合わない
- 送信ボタンを押しただけで1件と数えてよいか分からない
相談できること
コンバージョンは、問い合わせの送信など、サイトで達成してほしい行動を指します。この相談では、主にフォームの送信完了をどのように記録し、広告やページの見直しに役立てるかを考えます。計測ツールを導入済みの場合は、今の設定を確認する相談も受け付けます。
何を1件として数えるか決める

入力を始めた回数、ボタンを押した回数、送信できた回数はそれぞれ違います。知りたいことに合わせて、数えるタイミングを整理します。
広告やサイトの成果を知りたいときは、問い合わせにつながった行動をどの時点で記録するかが重要です。送信ボタンのクリックだけを数えると、その後にエラーになった操作も含まれることがあります。目的に合わせて、送信が完了したことを確認する方法を考えます。
たとえば資料請求と個別相談を同じ「問い合わせ」として合計すると、どちらが増えたかが分かりません。必要に応じてフォームの種類を分けて集計し、資料請求が増えたのか、具体的な相談が増えたのかを読み取れるようにします。目的の違う行動を一つの数字で評価しないことが大切です。
フォームに合う確認方法を考える
送信後に別のページへ移るフォームと、同じ画面に完了メッセージが出るフォームでは確認方法が異なります。実際の動きに合う方法を検討します。
完了ページがある場合でも、そのページをもう一度開いたときに重複しないかを考える必要があります。同じ画面に完了メッセージが出る形式では、その表示や処理のタイミングが手がかりになります。見た目だけで判断せず、フォームが実際にどのように動くかを確認します。
確認では、正常に送信できた場合だけでなく、未入力でエラーになった場合や、完了ページを再表示した場合も比べます。Google アナリティクスにはフォームの操作を記録する機能がありますが、記録があるだけで問い合わせの受付や通知メールの到着まで確認できたとは扱いません。実際のフォームとの対応を確かめます。
数え漏れや重複を調べる

1回の送信を2回と数えていないか、送信できたのに記録されないことがないか。Google アナリティクスなどの設定と、フォームの動きを確認します。
同じ送信を複数の設定で数えていたり、一部のフォームだけ設定が抜けていたりすると、数字の読み取りが難しくなります。対象のページ、集計期間、計測の条件を揃え、一つずつ確認します。数字を合わせること自体ではなく、改善の判断に使える状態を目指します。
計測のために氏名・メールアドレス・問い合わせ本文をGoogle アナリティクスへ送らない設計にします。フォームの種類や完了したという事実を中心に確認し、ページのURLなどにも入力内容が含まれていないかを見ます。問い合わせへの返信に必要な情報と、アクセス解析で扱う情報を分けて考えます。
見直すときのポイント
ご自身のフォームを見直すときに、確認しておきたいことをご紹介します。
どの広告やページの成果を知りたいか整理する

受信メールを見れば問い合わせの内容は分かりますが、どの広告やサイト内のページがきっかけだったかは、それだけでは判断できないことがあります。計測の目的は、集客やページの見直しに役立つ手がかりを得ることです。
広告ごとに成果を比べたいのか、問い合わせにつながるページを知りたいのかによって、確認する内容が変わります。数字をたくさん集める前に、どの判断に使いたいかを整理しておくと、必要な設定を絞りやすくなります。
広告ごとの問い合わせ件数だけを比べると、訪問者の多い広告が有利に見えることがあります。訪問した人のうちどの程度が問い合わせたか、広告にいくら使ったかなども、判断の目的に応じて確認します。ただし、比較する数字の対象や数え方が揃っていることが前提です。
クリックと送信完了を区別する

送信ボタンを押しても、必須項目が未入力なら受付が完了しないことがあります。「押した回数」と「送信できた回数」を混ぜると、実際より問い合わせが多いように見える場合があります。画面上のどの動きを成果として扱うかを決めましょう。
入力開始やボタンのクリックも、途中で困っている場所を考える手がかりになります。ただし、それらは送信完了とは分けて見ることが大切です。問い合わせの成果と、入力途中の行動を区別した設定・表示を検討します。
たとえば送信ボタンを2回押し、2回目だけ受付が完了した場合、ボタンの操作は2回でも受付は1回です。どちらの数字も用途はありますが、同じ名称で表示すると誤解につながります。記録の名称と、実際に記録される条件を対応させておきます。
数字を比べるときは条件を揃える

計測ツールと受信メールの件数を比べる場合は、集計期間や対象のフォームを揃えます。営業の送信を含めているか、同じ人の複数回の送信をどう扱っているかなど、数え方の違いも確認しましょう。
ブラウザの設定や同意の状態、通信の状況などによって、すべての送信が記録されるとは限りません。記録されなかった理由を決めつけず、確認できる設定や動作から調べます。メールの件数と必ず一致させる約束ではなく、違いを理解して数字を使える状態を目指します。
問い合わせが少ないサイトでは、1件の増減でも割合が大きく変わります。短い期間の数字だけで改善や悪化を断定せず、件数そのものと、広告やサイトを変更した時期をあわせて見ます。比較する期間を延ばす場合も、同じ条件で比べられるかを確認します。
よくある質問
コンバージョン計測とは何ですか?
問い合わせなど、サイトの目的に合う行動が何回あったかを記録することです。この相談では、主にフォームからの送信を数える方法を扱います。
たとえば広告を見て訪れた人がフォームを送信したとき、その行動を成果として記録する使い方があります。ただし、計測できる範囲は設定や利用環境によって変わり、すべての問い合わせの経路が必ず分かるわけではありません。
受信メールと必ず同じ件数になりますか?
必ず一致するとは限りません。数えるタイミングの違い、メールの配送状況、ブラウザの設定なども関係するため、違いが生じる箇所を確認します。
たとえば、画面では受付が完了していても通知メールの配送に問題がある場合は、計測と受信メールに差が出ます。反対に、メールは届いても計測の通信が行われなければ記録されない場合があります。まず、どの段階を比べているかを揃えます。
Google アナリティクスの設定が分からなくても相談できますか?
ご相談いただけます。使っているツール名が分からない場合は、どの広告やページの成果を知りたいか、今どの数字を見ているかをお知らせください。設定の確認が必要になった際は、管理担当者への確認事項を整理します。
管理画面で見ている数字の名称が分かれば、数えている対象を確認する手がかりになります。ログイン情報を問い合わせ本文に書かず、必要になった段階で管理担当者との確認方法を相談します。
迷惑な送信も成果として数えられますか?
送信完了を記録するだけの設定では、営業や迷惑な送信も含まれることがあります。送信件数と、商談などにつながる問い合わせは同じではありません。何を成果と呼ぶかを整理し、観測できる範囲と区別できない範囲を踏まえて数字を確認します。
また、フォームの送信を記録できても、実際に商談や契約になったかまで自動的に分かるわけではありません。送信件数を成果の一つとして使いつつ、その後の事業上の結果とは分けて評価します。
関連する豆知識
計測の数字を見た後、入力しやすさやフォームの案内を見直したくなることもあります。豆知識では、そのような改善に役立つ基本を紹介しています。以下の記事は計測ツールの設定手順ではなく、フォーム自体を見直すための読み物です。
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件数が合わない場合は、同じ期間を比べているか、何を1件として数えているかが手がかりになります。ツール名や設定が分からない場合も、困っている状況からご相談ください。
「広告ごとに成果を比べたい」「送信しても記録されない」など、知りたいことや困っている現象をお知らせください。数字の差についての相談では、比べた期間と数字の名称も手がかりになります。設定の画面が分からない場合は、目的の説明だけでも構いません。
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